ステュディオ・ダ・ルチザン(STUDIO D’ARTISAN)

日本で初めてヴィンテージレプリカデニムを生んだ職人工房

ステュディオ・ダ・ルチザン

 

ステュディオダルチザンは1979年創業。ヴィンテージブームとレプリカブームとが絡み合いあった1990年代の初期~中期よりも10年程前の1979年にすでにヴィンテージの復刻に着手していた、日本で最初のヴィンテージデニムを製作したブランド。

ブランド名のステュディオダルチザンには「職人工房」の意味が込められており、その名の通り個性的なアイテムを提案する。完全なレプリカではなくデザインされた耳付きジーンズを作り続けるブランドである。

スタジオダルチザンのデニムは染めの方法により大きく2つに分類できる。

1つはどっしりとした色落ちを生むナチュラルインディゴデニム。藍草に含まれている藍色の天然インディゴ色素を抽出して、手作業で染めあげた糸を使用したデニムの事である。

もう1つは濃淡のハッキリした色落ちを生むピュアインディゴデニム。 インジゴイド染料と呼ばれる合成染料(構造的には天然インディゴと全く同じで、天然インディゴの純粋な成分構造を再現した染料)を使用したデニムのことである。

1986年に本藍、カセ染めのグリーンとレッドの2色使いセルヴィッジ、カパー製打ち抜きリベット、さらにフランスから取り寄せられた2本方針バックシンチ、2色使いの綿糸による縫製でレプリカという型にはまらないオリジナルデニムD01をリリース。

国内初のヴィンテージレプリカの後継のベーシックなストレートモデルSD-101が定番モデル。ロープ染色によるルーズ織りで約15オンスの右綾デニムを仕様。糸の中心まで染めず、表面を濃く染めているため、縦落ちの濃淡がはっきりと出て風合いのある表情になるのが特徴。

ステッチは茶色とベージュの2色使い、バックポケットの右側には赤タブではなく日の丸をイメージしてデザインされた白タブ、通称「日の丸ピスネーム」がついている。

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